3520 |
カバーデザイン/渋川育由
写真/フォトニカ |
シ4-2 |
HM185-2 |
079402-6 |
復讐の赤 |
A Slash of Scarlet |
ナンシー・ベイカー・ジェイコブズ |
高野裕美子 |
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テレビ・プロデューサーとブティック経営者―精力的に活躍する二人の女性が、デヴォンに助けを求めてきた。二人から財産を欺しとった結婚詐欺師を捜しだしてくれという。調査の末、詐欺師の居所を突きとめたデヴォンは、自ら囮となって男に接近した。が、その直後に男が殺害され、デヴォンと依頼人たちに殺人の容疑が……。現代女性の心の隙をついた犯罪にからむ殺人事件を女探偵デヴォンが追う、注目のシリーズ第二弾。
訳者あとがき |
3521 |
カバー/菊地信義 |
シ1-7 |
HM129-7 |
076607-8 |
黒い塔 |
The Black Tower |
P・D・ジェイムズ |
小泉喜美子 |
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ドーセットにある障害者用の療養所で教師をしていたバドリイ神父が急死した。長年の知人であるダルグリッシュ警視が、折り入って相談があるという手紙を受け取った直後のことだった。はたして神父の相談ごととは何だったのか。休暇を利用して調べをはじめたダルグリッシュは、療養所内で患者の事故死や自殺が相次いでいることを知るが……現代ミステリ界の頂点に立つ著者の英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞受賞作。
解説/評論家 芳野昌之 |
3522 |
カバー/中山尚子 |
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MP76 |
100076-8 |
目は嘘をつく |
Trick of the Eye |
ジェイン・スタントン・ヒッチコック |
猪俣美江子 |
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わたしは騙し絵画家。人の目を欺く幻影を生みだすのが仕事だ。そのわたしのもとへ、美術品収集家として名高い大富豪の老婦人がやってきた。屋敷の舞踏室に、壁画を描いてほしいのだという。しかし、屋敷でわたしを待っていたのは、十五年前に起きて迷宮入りした殺人事件の、今も消えぬ暗い影だった…読後に強烈な印象を残す、心理サスペンスの新しい傑作。
訳者あとがき |